入江歯科医院 衛生士ブログ

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入江歯科の滅菌・消毒3
今回は前回お話しした消毒のあとの滅菌の方法をご紹介します!
ウォッシャーディスインフェクターから出てきた器材は
それぞれ滅菌バッグに入れていきます。
ここで使うのがロータリーシラーという機械です。



 
この機械に滅菌バッグを通し、紙とプラスチックを
圧力と熱で圧着していきます。




また、圧着する際に日付を印字する事が出来るので滅菌の有効期限を
しっかりと管理することができます。

 
パックされた器材は最後にオートクレーブと呼ばれる高圧蒸気滅菌器、
またはガス滅菌器に入れていきます。プラスチック製品など高温に
耐えられないもの以外は基本的にオートクレーブにかけて滅菌します。



こちらが当院のオートクレーブです。真空と蒸気の注入を繰り返すことによって、
前回もでてきた歯を削る器具(タービン)など中が空洞になっているものの
滅菌にも対応できます。

また、最後の乾燥も外気をろ過した空気をつかうので
外部の雑菌がはいる心配もありません。

 
次回はもうひとつの滅菌法のガス滅菌器についても
ご紹介したいと思います!

歯科衛生士 高野

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医療法人 入江歯科医院/入江インプラントセンター
埼玉県さいたま市浦和区上木崎1−10−15入江ビル2F・3F
Tel 048-832-8131
Tel 048-815-8811
http://www.irie-dc.com
入江歯科の滅菌・消毒2
今回から数回にわたって、
当院での器具の洗浄・消毒・滅菌について
お話していきます。

 
今回は診療が終わった直後からの
器具の洗浄の流れをお話していきます。


まず、使い終わった器具は中央消毒室へと
運ばれていきます。





そして、ウォッシャーディスインフェクターという
この機械に器材に入れていきます。





この機械は1台で洗浄・消毒・乾燥までを行ってくれる
とても便利な機械です。

もちろん、性能もしっかりしています。
手ごわいB型肝炎やC型肝炎のウイルスまで破壊することが
できるのです!

器具を入れる扉と出す扉が別になっているため
不潔な器具と清潔になった器具が混ざったりする心配もなく、
より清潔・不潔を明確化することができます。

この機械を導入することによって以前までは
手で洗浄をしていたために洗いむらがありましたが、
むらなく洗浄することができるようになりました。

また、鋭利な器具の洗浄の際にわたしたち医療従事者の身にも
危険がありましたが、その心配もなくなりました。
患者様にとってもスタッフにとっても安心安全な機械なのです。
 
ただし、このウォッシャーディスインフェクターに
入れられないものがあるのです。
高温になるために熱に弱いプラスチック製の器具等には
使用できません。
そのような器具は超音波洗浄機にかけます。
超音波の振動とタンパク質を分解する酵素を含んだ洗剤で
汚れを落としていきます。



そして、最近新聞の記事にも取り上げられたので
目にした方もいらっしゃると思いますが、
歯を削るときに使用する器具(
タービン)も
当院では20年以上前の開業当時から、
使用するたびに滅菌を行っています。



その新聞の記事によると現在日本の歯科医院の7割が
タービンを滅菌せずに使いまわしているそうです。
実はこの機械は血液や唾液などの体液が多く付着しており、
そのまま使いまわすと他の患者様のお口の中に病原菌を
まき散らしてしまうことになるのです!
しっかり中まで洗浄して滅菌することは感染予防のためには
必要不可欠なのです!

次回は消毒が終わった器具の滅菌方法について
お話していきます♪

歯科衛生士 八島貴世


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医療法人 入江歯科医院/入江インプラントセンター
埼玉県さいたま市浦和区上木崎1−10−15入江ビル2F・3F
Tel 048-832-8131
Tel 048-815-8811
http://www.irie-dc.com
入江歯科の滅菌・消毒1
様々な人が出入りする歯科医院では、
普段の生活以上に衛生管理に気を配る必要があります。


歯科領域では血液や体液に触れる処置も多く、
またタービン(切削器具)や歯石除去器具の使用などによって
感染性物質に触れたり、飛沫を浴びる危険性が常にあります。

 
治療に使用する多くの医療器具は
口腔内の感染性物質に触れるため、
医療従事者・患者ともに感染のリスクが高いと考えられます。

自覚症状のないHIV・HBV・HCV
などの感染患者の
見過ごしによって感染が広まらないよう、
歯科医院では一般の医療施設以上に感染対策が要求されます。
 
感染を予防するために日頃から
・手指衛生の遵守
・防護具の着用
・適切な医療器具の処理
・環境衛生など
の感染対策を徹底することが重要です。

 

「滅菌」と「消毒」とは?
 
「滅菌」と「消毒」は同じように思われがちですが
この2つには大きな違いがあります。


「滅菌」とは、全ての細菌やウィルスといった微生物を
死滅させるために行う行為のことを言います。


 「消毒」は、「滅菌」のように全てを死滅させるのではなく、
細菌の量を減らしたり、この強さまでの細菌を死滅させようという
目的によって行われる行為です。


消毒薬にも色々な種類があり、
日頃私達も傷口の消毒とか手の消毒というように
その目的にあった消毒薬を使い分けていますね。

 
歯科領域で使用された器具の滅菌・消毒が
どのようにされているのかは、診療室から見ることはできません。


「消毒」と「滅菌」には大きな違いがありますが、
実際に治療に使用する器材は、どのようにすれば良いのでしょうか?


これからのシリーズでは、
入江歯科医院が滅菌・消毒に対し、どのような取り組みを
行っているのか紹介したいと思います。


歯科衛生士 吉田真実